top of page
名古屋大学呼吸器内科.jpg

MESSAGE

大学院生からのメッセージ

当科では一緒に働く先生方の入局をいつでもお待ちしております。

我々とハイレベルな呼吸器診療や研究に携わってみませんか?

当科の強みや魅力はこちらを参照ください。

大学院4年次 日下 真宏 先生

あなたが名大呼吸器内科医局に入局したきっかけは?

私は名古屋大学を卒業後、半田市立半田病院で初期研修を行いました。その後同院呼吸器内科で後期研修を行い、大垣市民病院での勤務を経て現在大学院生として研究を行っています。名大呼吸器内科は関連病院が豊富であり、勉強会や教育体制がしっかりしていたこと、また大学院進学も考えていたこともあり入局を決めました。

実際入局してみてどうでしたか?

入局後もしばらくは市中病院で臨床の経験を積みたいと考えていたため、赴任先や異動時期について大学に希望をお伝えし対応いただきました。帰局後についてですが大学院1年目は大学病院での臨床業務を担当し、カンファレンスや抄読会を通じて各領域のエキスパートの先生方から治療方針や最新の知見を学ぶことができました。

2年目からはびまん性肺疾患の研究グループに所属し、教官の先生方にご指導頂きながら基礎研究を進めております。実験はうまくいかないことの方が多いですが、結果が出たときの喜びはひとしおで大変ながらも楽しい日々を過ごしています。

呼吸器内科学の魅力は?

呼吸器内科が関わる疾患は肺癌、感染症、アレルギー疾患、間質性肺疾患、膠原病など様々で、幅広い分野で活躍できます。またさまざまな分野に関する知識を有することから、他科の先生から相談されることも多く病院内では貴重な存在になれるかと思います。そもそも私が呼吸器内科に決めたのは指導医の先生が肺にとどまらず鑑別が難しい全身の疾患をみることができ、Generalistであることに感銘を受けたからです。

しかし病気の性質上お看取りが多い科であり、悔しい思いを数多く経験します。この貴重な経験から日々最善の医療は何かを考え、自己研鑽を積み医療の発展に貢献できることが呼吸器内科医の魅力と感じます。

若手医師へ一言!

呼吸器内科は扱う疾患が幅広く、気管支鏡検査などの手技もあり、検査と診療をバランスよく行いたい方には最適の診療科です。呼吸器内科医のニーズは高く、研鑽を積めば多岐にわたる分野で活躍できると思います。多くの臨床経験を積むことで新たな発見が得られ、呼吸器内科の奥深さを感じることでしょう。ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています。

大学院3年次 加藤 早紀 先生

あなたが名大呼吸器内科医局に入局したきっかけは?

最初は先輩方が入局していることがきっかけでした。その後自分の今後のキャリアを考え入局を決めました。

実際入局してみてどうでしたか?

私の実際の体験や周りの先生方から話を聞いて入局して良かったと思う点は3点です。

1.仕事のサポート体制が整っている

私が呼吸器内科として働きはじめた頃は勤務時間内に業務が終わらず、夜間休日も呼び出されることがほとんどでした。これに加えて出産・育児というライフイベントが入ってくると仕事との両立が難しくなりますが、そういった状況でも子供との時間を確保するために医局と相談して通勤しやすい病院で非常勤医師として働いている先輩もいます。
入局せずにフリーランスで病院に勤めている場合は出産や育児で休暇を取得すると、その分の業務を残された医師で分担することになるため残された医師に負担がかかってしまいます。入局している場合は医局員全体で仕事をカバーするため比較的休暇がとりやすいと思います。また産後仕事復帰を考えた際に、フリーランスで自分の働きやすい病院を探すのは難しく不安だったところ医局が斡旋してくれて心強かったという話も聞きます。

2.様々な関連病院で働くことができる。

当医局には多くの関連病院があり、私は大学院進学前に2つの関連市中病院で働きましたが、複数の病院で働くことで幅広い知識・手技の習得ができたと感じました。
1つ目の病院は、救急・集中治療については初期対応・管理を主科でする必要があったため人工呼吸器の管理は自然と身につけることができました。一方で気管支鏡検査の件数が少ない病院だったので、2つ目の勤務先は気管支鏡検査の件数が多い病院への異動を希望しました。2つ目の病院では気管支鏡検査のほか、胸腔鏡検査などこれまで学ぶ機会が少なかった手技を身につけることができました。またレントゲン読影業務も初めて経験させていただいたので、画像読影に自信が持てるようになりました。
このように勤務先の希望に関しては医局に相談することができますし、私の他にも間質性肺炎や肺がん治療を学びたいと希望し、異動した先生達がいました。呼吸器内科医の仕事は多岐に渡るため、幅広く経験をすることで将来自分のライフスタイルに合わせて働き方を選べること、希望に柔軟に対応して頂けることは医局の魅力と思います。

3.大学病院での臨床経験と大学院進学の機会がある
当医局に入局している医師のほとんどが大学院に進学しており、私も現在大学院3年生です。当医局には休学制度を利用して在学中に出産する先生や育児と両立しながら研究をしている先生もいます。
最初の1年は大学病院で臨床業務を行うため、各分野のスペシャリストである教官の先生のもとでcommon diseaseから稀な疾患まで診療することができ大変勉強になりました。
2年目から研究生活が本格的に始まります。末梢血単核細胞分離やプロトコール作成などはじめての経験ばかりで忙しい毎日ですが、これまでの臨床経験で疑問に思ったことが自分の研究を通じて解明、さらには新たな治療戦略の構築につなげていけることが大学院進学の大きな魅力だと思います。

呼吸器内科学の魅力は?

呼吸器内科医という仕事は急性期治療から、レントゲン読影などの健診業務や緩和病棟管理など比較的時間に余裕がある慢性期治療まで幅広い働き方ができるところが醍醐味だと思います

若手医師へ一言!

当院呼吸器内科だからこそ、仕事量をうまく調整しながら様々な働き方ができます。女性医師は出産・育児のためにキャリアプランが立てにくくなることがありますが、ご自身に合った働き方も可能です。女性医師にも入局をぜひお薦めしたいと思います。

大学院2年次 二村 圭祐 先生

皆様はじめまして。現在大学院2年生として在籍しております二村圭祐と申します。当講座に関して、在学生の立場から皆様へ発信する貴重な機会を頂きました。これから進学をご検討されている方をはじめ、様々な方のご参考となりましたら幸いです。

あなたが名大呼吸器内科医局に入局したきっかけは?

私は2013年に愛知医科大学を卒業後、豊田厚生病院、中東遠総合医療センター、半田市立半田病院の勤務を経て、2022年に名古屋大学に帰局、大学院生として受け入れて頂きました。大学卒業時には呼吸器内科医になるとは思ってもみなかったのですが、初期研修・後期研修で呼吸器内科をローテートした事をきっかけに呼吸器内科学を志すようになりました。名大呼吸器内科はご存知の通り愛知県のみならず隣県の一部の病院まで関連病院として携わっており、施設毎によって異なる視点やルールなどを経験できるチャンスも多く、そのような環境であることが医局フリーで進むのではなく入局したきっかけのひとつです。また初期研修病院の呼吸器内科が名大関連であったこともご縁であったと思います。

実際入局してみてどうでしたか?

入局しても市中病院で勤務をしているうちは何か実感する事はあまりありません。帰局をしてから感じた事としては、大学ならではの先生方との交流がよい機会になっているかと思います。基礎研究や臨床研究を主導されている教官をはじめとして、市中病院で経験を積んでから帰局された年次の近い先生方との交流は大きな刺激となりますし、また今後呼吸器内科として働いていく中でネットワークを築く事ができるのは大きな財産になると感じております。

呼吸器内科学の魅力は?

幅広い領域の存在と診療の多様性と思っています。悪性腫瘍、びまん性肺疾患、感染症、アレルギーといった幅広い分野があり、知見を広める事ができます。また気管支鏡をはじめとした手技も基本的に必要となります。ただそのような教科書に正解が書いてありそうな所とは逆に、死と向き合う肺癌終末期患者さんと一緒に正解のない方針を決める事は呼吸器内科医として重要な仕事です。このような多様性は呼吸器内科の魅力としてお伝えできるのではないでしょうか。

若手医師へ一言!

呼吸器内科医として一緒に働ける事を楽しみにしています。入局を迷われている方はお気軽にご相談いただくのもよいかと思います。

大学院1年次 馬場 智也 先生

あなたが名大呼吸器内科医局に入局したきっかけは?

大学院1年の馬場智也と申します。私の世代から内科新専門医制度が始まり、私は市中病院で初期研修医後、約1年半かけて内科研修を行った後に急性期管理から慢性期管理まで多岐にわたる病態について総合的に診ることのできる呼吸器内科の道を選びました。名古屋大学呼吸器内科医局に入局したのは地元であったこととお世話になった先輩医師からの勧めもあり、入局を決意いたしました。

実際入局してみてどうでしたか?

私はまだ大学院1年目で研究ではなく、臨床業務を主体に勤務させていただいております。各分野のエキスパートで豊富な知識を持っておられる教官の方々が丁寧に指導していただけ毎日充実した日々を過ごすことができております。ただ業務は当番制でありオンオフがはっきりしているため家庭との両立もできることがよかったです。呼吸器内科医は全医師数の中でわずか2.0%ほどしかおらず需要に比して非常に少ない中、名古屋大学呼吸器内科医局では多数の関連病院があるため、帰局することで多くの同世代の医師とともに働き、各病院での考え方、処置の違いなどを共有することができております。まだ帰局して数か月ですが、このことだけでも入局するメリットは大きいと思います。

呼吸器内科学の魅力は?

私の世代から内科新専門医制度が始まり、私は初期研修医後、約1年半かけて内科研修を行った後に呼吸器内科の道を志しました。呼吸器内科は悪性腫瘍、感染症、アレルギー、膠原病、間質性肺炎といった多岐にわたる病態を診療することができます。検査所見のみではなく職業、生活環境を含めた問診も非常に重要となってくるため診断の過程で患者さんに関して深く知ることでその後の急性期管理から慢性期管理まで個々の患者さんに寄り添った診療ができることも魅力と考えます。

若手医師へ一言!

呼吸器内科は気管支鏡なども含め手技も行うことができ、需要が多く忙しいですが家庭との両立もでき、やりがいのある診療科と思います。少しでも呼吸器内科に興味をもっていただく人がいれば嬉しく思います。

大学院生からのメッセージ
bottom of page