MESSAGE
教員からのメッセージ
進藤 有一郎
講師・医局長
肺炎を中心とした呼吸器感染症の臨床研究、新たな感染症治療開発のための免疫研究に取り組んでいます。診療ガイドラインのもとデータとなるエビデンス、現在の治療よりもさらに成績向上を目指した新たな治療をつくるためのエビデンスを提供したいと思っています。
呼吸器内科は、癌、感染症、アレルギー、膠原病、集中治療領域など幅が広くて総合内科的な知識や経験が必要となります。分野が多くて勉強は大変かもしれませんが、その分、得るものは大きく、視野も広がります。名大呼吸器内科には豊富な関連病院があり、強い臨床ネットワークを持っています。先輩の先生、若い先生と一緒にタッグを組んでエビデンスを創って、目の前の患者さんだけでなく多くの患者さんに役立つ存在でありたいと考えています。
安藤 啓
助教
呼吸器内科は、感染症、肺がん、間質性肺炎、アレルギー性疾患、COPD、膠原病、救急医療など、多岐にわたる分野が存在し、そのどれもが大変挑戦しがいのある領域です。私は、間質性肺炎の基礎病態解明とアレルギー関連疾患の臨床研究に従事しています。
名古屋大学呼吸器内科の特徴として、豊富な関連病院と強力な臨床ネットワークを有しておいること、先述の多様な分野のエキスパートが集っていること、などが挙げられると思いますが、これは若手医師にとって、自己研鑽を深め、将来のキャリアを切り拓くためには絶好の場所であると考えます。
さらなる発展が期待される呼吸器内科の未来を、共に築いていきましょう。やる気と希望に満ちた若手医師の皆さん、ぜひ私たちと一緒に挑戦しませんか。
神山 潤二
病院助教
病院助教として日常診療に従事しながら、胸部悪性腫瘍の臨床研究に携わっています。
呼吸器内科では多彩な疾患を急性期から慢性期までカバーしなければなりませんが、名古屋大学には各分野のスペシャリストが集っているので、広く深い視野で診療に臨むことができます。私自身の専門分野である肺がん領域では、そのバイオロジーの解明とともに治療体系が複雑化しているため、標準治療や治験・臨床試験といった選択肢の中から、患者さんひとりひとりに最適な治療を提案することを心がけています。研究においては、関連病院の先生方のご支援を頂きながら、機械学習による肺がん臨床データ解析を活用して、より精度の高い個別化医療の実現を目指した取り組みを進めています。名古屋大学では基礎研究から臨床研究まで幅広い活動を展開しています。ぜひ、多くの先生方に大学に来ていただき、一緒に楽しく活動できたらいいなと思っています。